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謹賀新年 2019年



今年は亥年ということで古代文明のなかで猪は出てきたかなと考えると、北欧神話のフレイが黄金の猪を乗騎にしていましたね。猪を連れたフレイの像は数年前に完売してしまったので、今年の新年のご挨拶画像は文字にしました。

日本では猪が描かれた銅鐸がたくさん出土しています。京都の和銅寛という青銅工房で、銅鐸の置物や銅鐸に描かれている猪をモチーフにした置物を作っています。とても素敵なので紹介します。
和銅寛のサイト

さて、今年の翠微洞はメソポタミアのグッズが少し増える予定です。時期が決まりましたらまたお知らせしますので、お楽しみに。
 

| 洞主雑記 | 12:00 | 洞主 |

遺跡散歩:出雲(後編)

出雲の遺跡散歩後編です。
そろばんの町横田で1泊して木次線を戻りました。次の目的地は加茂いわくら遺跡です。

途中、トロッコ列車のおろち号とすれ違ってテンションが上がったのですが、下車した加茂中駅では他に乗降客はいませんでした。駅前にも人影は無く、寂しい駅でしたが、駅長さんが親切にもタクシーを呼んでくれました。



まずは遺跡のガイド施設に立ち寄ってレプリカを見学。発掘当時の様子のビデオでは全国からやって来た見学者の長蛇の列にびっくり。今は洞主ひとりだけ。館長さんが丁寧な説明とお茶のサービスをしてくださいました。

上の写真はガイド施設から遺跡まで続く歩道の途中で撮影しました。荒神谷と同じく谷の斜面で、ここも農道の工事で発見されました。全国最多の39個の銅鐸が発見され、そのいくつかは一回り小さな銅鐸が中に入った入れ子の状態でした。また、年代の違うものが一か所に並べられていたそうです。



こちらは自分へのお土産。荒神谷博物館のショップの銅剣の箸置きと、加茂いわくら遺跡ガイダンスの銅鐸キーリングです。銅剣の箸置きに×印がありますが、いわくら遺跡の銅鐸にも×印が付いているものがあり、廃棄のマークであるとか、呪術的な力を封じ込めるためなどの推測がありますが、確かなことはわかっていないそうです。両方ともとても気に入って使っています。

遺跡以外でもホテルや和菓子店(行く先々で最中を買いました)の皆さんはとても親切で、お蔭様でいい旅になりました。
 
| 洞主雑記 | 12:00 | 洞主 |

遺跡散歩:出雲(前編)

本店リニューアル前に4日間休業しましたが、実はこの時、島根県に旅行に行っていました。松江城や出雲大社など定番の観光地の他に遺跡に2ヵ所立ち寄ったので紹介します。



まずは出雲市の荒神谷遺跡です。埋もれていた銅剣の数は驚愕の358本!それまで日本全体で見つかっていたのが300本ほどだったので、どれほどの驚きだったでしょう。広域農道の計画がなかったら銅剣はずっと眠ったままだったかも。

夏には古代の蓮の種から再生した二千年蓮を見に多くの人が訪れるとのことですが、この日は数人のみ。予約してなかったのですが、ボランティアガイドさんが遺跡を案内してくれました。信仰が神から離れ、祭祀に使われた銅剣が不要のものとなった背景に、気候変動による斐伊川の氾濫があるとのお話しはとても興味深かったです。

博物館ではシアタールームでビデオを見たり、小窓から覗き見る古代の暮らしの展示に見入ったり、のんびり見学しました。ミュージアムショップには神々をイメージしたブレンド茶やここで収穫された古代米、意外と知らない出雲神話を面白く紹介した絵本などがありました。



次に、1時間半ほど電車に乗って着いた奥出雲町の横田では、「たたらと刀剣博物館」を見学。天秤たたらの復元模型でたたらを踏む体験に挑戦!要領が悪いのか膝への負担が半端ないです。4〜5回で終了。この後「そろばんと工芸の館」を見学。「質の雲州そろばん」と言われますが、たたら製鉄でできる良質な刃物と、硬い木をくり抜いて作るそろばん玉の製造が結びついていたのですね。

上の画像はたたらと刀剣博物館の八岐大蛇のオブジェです。八岐大蛇は斐伊川の氾濫を表しているという説があると荒神谷のガイドさんが言っていたっけ。(後編に続く)

 

| 洞主雑記 | 12:00 | 洞主 |

編集長の横のイラスト

エジプト世界駅vol.14の編集長の挨拶のページに、エジプト主要都市の地図がありますよね。それぞれの都市の写真にカラフルな服を着た女性のイラストが重なっています。

よく見ると、どの画像もイラストの紙を持つ手が写っています。手で持っているんだと思って眺めていたら・・・あれ!?女性の服や髪が後ろの風景になっています。
ほほー、素敵!一部を透過させた合成写真だったんですね。

お手元にある方も、これからご注文の方も見てみてくださいね。
 
| 洞主雑記 | 12:00 | 洞主 |

遺跡散歩:天白磐座遺跡



昨年の大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台となった浜松市引佐町の井伊谷(いいのや)へ行ってきました。目当ては井伊谷の西の端にある渭伊神社の境内にある天白磐座(てんぱくいわくら)遺跡。
本殿の裏手の丘に木々に囲まれた巨石がいくつかあるのですが、この石の脇で古墳時代の祭祀に使われた道具が出土しました。正式には渭伊神社境内遺跡で、研究者から言わせると磐座ではないらしいです。



巨石に沿うように木が生えていますが、よく見ると岩の途中に芽を出した木が岩に沿って根を張ったようです。同じ岩の反対側にも小さな木が岩から生えています。
後ろに回ると少し離れた場所に丘の下の民家の2階が見えます。毎日この岩を眺めて暮らしているのかぁ。



遺跡の他にも鳴岩と呼ばれる岩もあります。上から見るとそうでもないのですが、下に降りて見るとかなり大きな岩でした。上の画像は下から見上げたものです。
ここで神社の方が下草の手入れをしていたので、話を聞くことができました。遺跡も神社も井戸や井水を祀るもので、渭伊神社は龍潭寺近くの井伊家発祥の井戸のところにあったのを移したそうです。10月の例大祭には井伊家の弓や矢筒などで祭祀が行われるとのことです。遺跡のことを「磐座さん」と呼んでいました。



鳴岩を降りたところは神宮寺川の川辺でした。木々は川へ向かって曲がっています。
ここに「まむし注意」の看板が!遺跡の周りもそうでしたが、地面は枯れ葉が堆積してふかふかです。去年は訪れる人がまあまあいたようですが、今日は地元の方がゆっくり散歩している程度で、神社の駐車場も洞主一行の車だけでした。
この後は、龍潭寺にちょっと寄って「龍潭寺もなか」を買って帰りました。
 

| 洞主雑記 | 12:00 | 洞主 |