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エジプトの石壺

古代エジプトで「石」と言えばピラミッドや神殿、オベリスクのような巨大なものが思い浮かびますが、壺などの石器でもその技術は発揮されていたようです。

石の壺は削って作るのですが、その削る技術についての記事がありましたので紹介します。「削り速度は現代の5百倍…古代エジプト人は、複雑かつ精巧な石器をどうやってつくった?」というビジネスジャーナルの記事です。
http://biz-journal.jp/2018/06/post_23868.html​

下の画像は洞主が大好きなイウヤの壺で、こちらは石灰岩。
画像はナショナルジオグラフィックのKENNETH GARRETT氏のものをお借りしました。


​↓こちらは翠微洞で販売しているレプリカです。かわいい!!
イウヤの壺

古代エジプトの石器には本当に美しいものが多いですね。アラバスターのように加工しやすいものでは、ツタンカーメン王墓出土のセマタウィの香油壺、ライオンの蓋付容器、オリックスの付いた舟の容器などがありますが、その細工の美しさと細かさにびっくりします。出土品の数は膨大なので素材を絞って注目してみるのもいいですね。
 

| 古代トピックス | 12:00 | 洞主 |

アンケセナーメンの墓でしょうか?

1週間ほど前に何かが見つかったようですが・・・発表はありません。
アンケセナーメンの墓があると見込んだ場所で1月から発掘調査が行われていましたが、アイの墓の近くで入口らしきものがレーダーで捉えられたようです。墓の造営の際に出るゴミ捨て場のような場所も見つかっているとか。

考古学者たちは口を閉ざしているのですが、ディスカバリーチャンネルだけが許されて発掘の様子を撮影しているとのことです。アンケセナーメンではないにしろ、2〜3の墓が見つかる可能性があるそうで、何か発表があるとすれば、考古省の許可待ちのようです。
 
| 古代トピックス | 12:00 | 洞主 |

発掘&調査いろいろ

1月から2月初めにかけて発表されたエジプトの発掘関連ニュースの主なものをまとめました。上から新しい順です。

■アブシールで竪穴の墓発見
鳥とみられるミイラの入った4つの棺、38個のファイアンスの壺
プトレマイオス朝のものらしい

■ツタンカーメン王墓の隠し部屋再調査
日本のレーダー調査では空間がある可能性が
米国の調査では何も無いという結果
2つの相反する結果を受けて、墓の内側と外側からの再調査が始まった

■第5王朝の高官の墓調査
ギザ西側墓地で1909年に発見された区画の発掘調査が昨年10月に開始
ハトホル神に仕えた女性の神官ヘテペトの墓を発見
当時の色が残る壁画には、果物の収穫、金属の熔解、皮の加工、パピルス舟造船の他、楽隊の前で踊るサルなど娯楽の様子も描かれている

■アンケセナーメンの墓発掘調査開始
王の谷の一画“猿の谷”でツタンカーメン王妃の墓の発掘調査開始
アンケセナーメンでなくとも関連した人物の墓があると期待
“猿の谷”の名はアイ王墓の壁画の12匹の猿より付けられた

「ツタンカーメン王墓の隠し部屋がネフェルティティの墓ではないか?」と「猿の谷にアンケセナーメンの墓があるに違いない!」というのは、ザヒ・ハワス博士が担当しています。進捗や結果の発表がありましたら、またお知らせしますのでお楽しみに。
 
| 古代トピックス | 12:00 | 洞主 |

モチェの会見場かも?発見


(画像:ancient origins より)

ペルー北部のリモンで1500年ほど前のモチェの式典用宴会広間と政治的な発表に使われたであろう部屋が見つかりました。

モチェはシカンより前、紀元後100〜700年頃に栄えた農業国で、灌漑用の水路が整い、文化芸術は洗練されていて、美しい彩色の土器や黄金細工が出土しています。モチェについては、以前このブログでテュミについて書いた記事に出てきています。

太陽のワカや月のワカのような神殿ピラミッドの他に、王族やエリートの墓、宝飾品で満たされた戦士神官の墓などが見つかっており、また、政治的、宗教的に重要な地位に女性がいたこともわかっています。

モチェ衰退の原因はエル・ニーニョによる洪水だと言う説が有力になってきているそうですが、今回の発見はモチェが栄えていた頃の支配体制について知る手がかりになりそうだと期待されています。
 

| 古代トピックス | 12:00 | 洞主 |

ルクソールで墓発掘


(画像はahram online より)

ルクソールのドゥラ・アブル・ナガで2つの墓が発掘されました。
1990年代に発見されていたのですが、この度やっと発掘されたとのことです。

新王国時代のもので、1基からは木棺や木製マスク、椅子、オシリス形の木棺の一部などが見つかりました。もう1基からは多くの小像や葬儀コーン、ウシャブティの入れ物や粘土の船や見つかり、入口ホールにはジェフティ・メスの名が、天井にはトトメス1世のカルトゥーシュがあるということですが、コーンにはマアティとその妻メヒの名前があり、墓主の名前は定かではありません。

上の画像の壁画はどちらの墓のものかちょっとわかりませんが、他の画像や詳細はahram online でどうぞ。
| 古代トピックス | 12:00 | 洞主 |